アクションとストーリー設定

友達同士、上司や部下、親子や恋人との会話の中で、コミュニケーションのゴールの捉え方が違っていたことはありませんか?

 

「待ち合わせの時間は早めに集合しよう」

Aさん10分前、Bさん30分前、Cさん3分前

 

「先にカフェに入っていた後輩にコーヒーを頼んだ」

頼んだ先輩「いつものホットコーヒー」頼まれた後輩「暑い陽気だからアイスコーヒー」

 

子どもがお爺ちゃんから「”ねこ”持ってきて!」

子どもは猫、お爺ちゃんは(手押しの)一輪車

 

「〇〇部署をサポートする業務の引継ぎ」

前任者と後任者でサポートの範囲の捉え方が違っていた

 

「〇〇駅で待合わせよう」

お互い駅にはいたものの、待ち合わせ場所が違っていて会えなかった

 

多くの人たちは「コミュニケーションは伝えることだ」と思い込んでいることが多く、メッセージを伝えた時点で「自分の役割は終わった」と思ってしまうようです。

 

こうしたコミュニケーションのゴールが違わないように、日頃から気をつけていることについてもシェアしました。

 

「結論を先に言う」

「理由を具体的に伝える」

「相手に伝わったかを、その場で確認する」

「相手が知らない前提で伝える」

「数字を入れて伝える(~時までに、~日までに)」

「共通言語を作る」

「相手の立場になって伝える」

「言葉の方が伝わりやすい人、イメージの方が伝わりやすい人で伝え方を変える」

 

一度言っただけで相手に伝わらないこともありますが、「言ったはず・伝えたはず・指示したはず」という落とし穴にハマらないようにしたいものです。

 

 

そのためには、相手に「何を言ったか」よりも、相手が「どう捉えたか」に興味・関心を持つことが、お互いが満足できるコミュニケーションへのスタートなのかもしれませんね。