さまざまなシチュエーションでのコミュニケーション

 コミュニケーションの場面を以下の6つに分類したら

皆さんはどの場面を改善したいですか?

 

1. 知らない人、初めて会う人

2. 苦手な人

3. 年下、部下、生徒

4. 年上、上司

5. 家族、親子、兄弟

6. 大勢の前

 

参加者に聞くと、6.大勢の前と、2.苦手な人との場面を

改善したい人が多かったですね。

 

大勢の前

・緊張感して頭の中が真っ白になる

・自分でも何を言っているのか分からなくなる

・皆が無反応なので分かってもらえていないのかと

同じ事を何度も言ってしまう

 

いつもと違うシチュエーションで

いつもと違う自分になってしまう。

上手くやろうなどとは考えず

無反応なのは真剣に話しを聞いてくれていると思い

反応してくれる特定の人に向かって

いつもと同じように話しかけると

緊張も少し和らぐかもしれませんね。

 

苦手な人

・威圧的な人

・自分のやり方を押し付けてくる人

・自己中心的な人

・表情が無く、何を考えているか分からない人

 

苦手なタイプは様々います。

自分が苦手としている人は、他の人も苦手としている

営業職の人なら、競合相手が少なく

関係性を築ければパートナーとして

長く深いお付き合いができるかもしれません。

 

以前、面接を受けに行って部屋で待っていると

入ってきた面接官が「ここ座っていい?」と

向かい側の席ではなく隣の席に座って話しをしたことがあります。

 

「今、すっごく人が必要で、大変だとは思うけど

力を貸してくれる?」と

面接という雰囲気ではなく、もう仲間であるかの様に接してくれました。

 

「この人と一緒に働いてみたい!」と思わせる魅力的な人で

お客様ともフレンドリーな関係を創り上げる、すごい人でした。

 

距離を置いて対話するテニス型のコミュニケーションではなく、

一歩踏み出して手を取り合うダンス型

密着するレスリング型のコミュニケーションが

相手の心を惹きつけるんですよね。