質問の達人

これまで、このテーマにおいては命令と質問の違いについて、

クエスチョンコード(質問の種類)についてのナビゲーションがほとんどでした。

今回は自分(担当ナビゲーター)の課題を、

メンバーだったらどんなクエスチョンコードを使ってどう解決するかというシェアでした。

 

①入社して2年目になった部下が、一度は経験している社内業務(半期に一度の大きな業務)についての取り掛かりや段取りが悪く、周りまで巻き込んでいる。

②部下がメモ書きなどのまとめ方が悪く、いざ必要な時に準備できずお客様を待たせてしまう。

 

皆、いつもよりも長く時間を使いそれぞれのアイデアを出しました。その出し方も様々で、

・課題の一つを分かりやすい流れで解説してくれた人

・クエスチョンコードを含めた解説をしてくれた人

・会話調でそのやり取りを具体的に書いた人

・自分の過去の経験談を基に、アイデアをくれた人

・次回、その部下と話す際にもっと本音が言いやすい状況にするために「5つのステップ」を作った人

など、アイデアの出し方自体も大きな仕入れとなりました。

 

共通点や、ポイントとなったのは部下の行動に疑問や時には「イラッ」とすることがあっても、まず受け取り、できれば承認(その中でも出来ていることなど)から入り導くこと。

気を付けないと質問のスキルがただの「技」になってしまいます。

相手が心を開いた状態が出来て、その間に信頼関係があればあるほどそのスキルが効いてくるんですね!